2021年が始まったと思えば津南町は大雪に見舞われています。
全国的に寒い年始になり、1都3県では緊急事態宣言…。
このウェブマガジンも新たに発信していこうと思います。
今日の津南町の積雪は255cm・・・ただし、ずーっと降り続いているのできっと明日の朝には3m近くなっていることでしょう。
私は津南町に来て2回目の冬を迎えますが、去年は歴史的小雪だったので正直拍子抜けしてしまいました。
しかし、今シーズンは12月14日から始まった大雪が突然2m近くなり、豪雪地帯の津南町もたじろぐ雪の量でした。
3~4日降り続いた雪は関越道で通行止めと2000台以上の立ち往生、さらに国道17号での大渋滞を引き起こし、全国的なニュースになり
「やっぱり豪雪地帯は大変だな」と感じたと思います。
ただ、これは峠を越えた向こうの南魚沼市、湯沢町の話です。
我が津南町はこの大雪でも1日2日で日常を取り戻し、ニュースを見た近所の方々は
「なんだこのくらいの雪でニュースになって・・・」と、過去の大雪を語り始めます。
そんな町の雰囲気はニュースにするには面白くなかったのでしょう。
全国キー局の番組〇ッキリ!が一度取材に来ていましたが、さっさと津南を後にして南魚沼へ行ってしましました。
津南町は大雪の時にしかニュースになりませんが、
大雪の中でも当たり前に生活している景色はニュースに取り上げてもらえません。
全国各地豪雪地帯と呼ばれる場所は至る所にありますが、
観光でもなく、僻地でもなく、普通に学校に行って、普通に出勤してという当たり前の生活ができるのは
津南町以外ではほとんどないと思います。
それは、縄文時代から人が住んでいる形跡があることからも言えます。
人が住める豪雪地帯。
そんな津南町の日常を今年は書き綴っていきたいと思います。