津南町はとても歴史の長い町です。
それは遥か縄文時代に遡ります。
「雪国にそんな昔から人が住んでいたの?」
と、不思議に思う方も多くいらっしゃるかと思います。
実は住んでいたんです!!
なじょもんホームページより引用
そんな津南、秋山郷、苗場山麓の歴史を体験しながら学べるのが
農と縄文の体験実習館「なじょもん」
なじょもんとは、津南の方言で「ぜひ~して下さい」という「なじょも」と、「縄文」を組み合わせた言葉で
「ぜひ、来てください」という意味が込められています。
館内は入ると左側に津南町のジオラマが展示されており、苗場山麓ジオパークの地形や自然、古型マンモスの化石(レプリカ)を見ることができます。
ジオラマを見ると津南町の特徴的な地形「河岸段丘」がよくわかり、山間なのに平坦な土地も多いことに気づかされます。
奥に進むと津南町でよく出土する火焔型土器の展示があります!
火焔型土器とはお隣十日町市や遠くは長岡までの信濃川流域で発掘され、十日町の火焔型土器は国宝にも指定されています。
津南町にあるのも同じ火焔型土器ですが、すごいのは触れること!!
なじょもんでは大小様々な土器が展示してありますが、学芸員さんにお願いすれば大概の土器は素手で触れます!
こんな貴重な体験ができるのも、津南町に来なくてはできません。
また、生態系の豊かな津南町で見られる動物や野鳥のはく製、骨格標本も展示され、天然記念物のニホンカモシカを始め、ツキノワグマ、キツネ、シカの大きさをとても近い距離で感じることができ、
「カモシカって思ったより小さいんだな」とか、
「こんな大きさのクマに襲われたらたまったもんじゃない」と思うでしょう。
このようになじょもんでは普通の博物館ではない距離感で文化・自然を感じられる大変珍しい施設となっています。
冬は雪に埋もれてしまいますが、竪穴式住居を見学できる縄文の森、一面ひまわりになるひまわり畑も自由に見学でき、お子さんと一緒にお散歩がてら行くのもお勧めです。
なお、ここでは毎週末、津南町や雪国の生活縄文に携わった体験プログラムが行われています。
現在はスノーシュー体験プログラムなど雪国を満喫する体験が目白押し!
1月16日~2月28日までは「第11回毎コレクション展」も開催しております。
是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?
津南町農と縄文の体験実習館「なじょもん」トップページ! (najomon.com)