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#1 移住した理由~その1~

 

自己紹介をします。

私は2019年秋に東京都清瀬市から移住した32歳既婚女性です。

元々、東京近郊で営業職をしていて週5日、遅くまで残業しみっちり働いていた働きマンでした。

そんな私がなぜ移住をしたかというきっかけをお話していこうと思います。

目次

「30歳までにやりたいこと」
働きたい女性の生き方
仕事・子育て・プライベート全部やりたいこと

 

・「30歳までにやりたいこと」

私は24歳の時に以前からお付き合いしていた男性と結婚しました。
世間的には適度な年齢、もしくは少し早いくらいの時に結婚しました。

私の身の回りでも結婚ブームがあり、立て続けに結婚式、妊娠とおめでたい話題が続きました。

当然、私も結婚した身でしたので当時の上司からは
「いつ仕事辞めるんだ?」「子供はいつだ?」なんて、出るところに出ればセクハラまがいのことを言われていましたが、
私自身はまだ仕事をするつもりだったし、家族計画なんてまだまだ先の話と一刀両断していました。

しかし、27歳を迎えるころ結婚ブームの第二波が私を襲ったのです。

今まで一緒に遊んでいた友人が次々結婚し、さらに私と同じ時期に結婚した友人は子供を授かり、
気兼ねなく遊んだり、食事に行く友人が急に激減してしまいました。

旦那が帰ってくるから~、子供がいるから~、とそれぞれ新しい生活に入っていく中、私は何となく置いてけぼりになった気がしてしまいました。

そこで、これからのことを真剣に考えるようになりました。

今の仕事は好きだけど、この先も続けていけるのか。
将来の家族計画はどうするのか。

そう思いだした時、子供ができたら私自身は身動きがとりにくくなる、
やりたいことを後悔なくするには30歳までの今しかないと動き出したのです。

 

・働きたい女性の生き方

まず、私が思ったことはこの先の「働き方」です。

私はとても仕事が好きだったので残業は当たり前、平日は旦那より遅く帰ることが普通でした。

しかし、どんなに好きな仕事でもこの業界で子育てをしながら営業をするのは無理だし、
満足に仕事ができない自分へのストレスがたまると思い、新たな仕事場を考えるようになりました。

同じ業界で働き続ける方法は同じ社内で事務職になることか、同じように働ける会社に転職もしくは同じような業界で電話での窓口対応などの在宅ワークが考えられました。

ハローワークの求人を探したり、他社の知り合いにこっそり相談したり色々動いてみりましたが、
私の中で事務職や在宅勤務はなかなか考えられず、外に出てお客さんと話したり、問題解決をするような仕事がしたいのだとその時改めて思わされました。

さらにそれと同時に子育てについても頭をよぎりました。

今までのような働き方では駅前の小さな保育所に子供を預けて、夕方慌てて迎えに行く、そんな画が容易に想像できたのです。

それでは子供がかわいそうじゃないか、もっと伸び伸び自由に育ってほしい、そんな環境で子育てができたらいいなぁと将来の家族計画と合わせて考えるようになりました。

そこでたどり着いたのが30歳までに移住するという選択肢でした。

転職もどうせするなら、全く違う環境で働きたいと思ったし、私が育った環境は東京都に近い場所ではありましたが、適度な自然が残り、人口密度もそれほど高くないところで自由に生活できたことはとても楽しい思い出で自分の子供にもそんな自由な生き方をしてほしい!と、自分の将来像をイメージした結果、たどり着いたのが津南町への移住です。

なぜ津南町かというのは長くなるのでここでは割愛しますが、今は私たちにちょうどいい田舎に移住できたと思っています。

 

・仕事・子育て・プライベート全部やりたい!

仕事をしながら、子育てして、プライベートも楽しみたい!それが私の願望です。

簡潔にいうとただ欲張りで、自分の欲求に正直になっただけなのかもしれません。

でも、それはこれから生きていくことにも子育てをするにも、とても大切な事だなと思っています。

私自身、どんなに大変なことでも自分のやりたいことをやり抜く女性はキラキラして見えたし、子供心に母親が愚痴をこぼしてイライラしている時ほど嫌なことはなかったし、子供にとっての幸せは一緒に過ごす時間の長さではなく、どれだけ笑顔の多い環境で育つかによると思います。

だからこそ自分が楽しいと思えて、やりがいのある仕事をして、後悔なく生きることで私が笑顔で過ごせれば、家族にとっても自分自身にとっても悪くはないこれからを過ごせるんじゃないかと思っています。

私の決断に巻き込まれた旦那はどう思っているか本心はわかりませんが、何となく東京にいた頃より一緒に過ごす時間も増えたし、このコロナ禍でどこにも行けてはいないですが、何となく楽しく暮らせてます。

 

移住を考えて津南に来た頃、まさか世界がこんなに変わるとは思いませんでしたが、今の状況下でも私は色々もがいて移住したことに後悔はありません。

もっと言えば、移住してよかったな~と思っています。

移住をした人の中にはインターネットに移住失敗談なんかを書いている方もいますが、私は上手に移住先を探せば失敗なく自分の思う生活スタイルになると思います。

移住を考えることは田舎で暮らすという選択肢を選ぶだけではなく、自分自身と向き合って将来自分はどうなりたいのか、どんな生活がしたいのかを考えるタイミングだと思うので、移住できなかった、しなかったが結果ではなく、本心の自分がどう感じているかに気が付く時間にしてみてください。

このブログでは私の移住の経緯や良かったこと、苦労したこと、楽しかったことなどを書いていくのでこれから読む方のきっかけになってもらえたら嬉しいです。