移住について語る、第二弾。
「候補地を見つける。」
皆さんは移住と聞いて、どんな場所を想像しますか?
まずは海と山で考えますか?
緑に囲まれたバンガロータイプの家に住たいですか?
または、畑をして自給自足の生活をしてみたいですか?
田舎と言えど、場所は様々です。
良く言われるのは地方都市型移住と完全田舎移住という選択肢があります。
これは地方都市、例えば新潟県新潟市や群馬県高崎市のような駅やお店など充実していて、家は住宅地にあり、通勤は基本車、というような生活です。
これは首都圏から離れて暮らしても特に不便もなく、庭付き一戸建てに家族で住めるメリットがあります。
さらにお仕事をされているようでしたらサラリーマンなど営業、事務職など今までと変わらない職種で仕事が選べます。
次に完全田舎移住です。
これは読んで字の如く、絵に書いたような田舎に移住するという事です。
最初に書いたバンガローのような家に住みたい、自給自足の生活をしたい、そのような希望がある方は完全田舎移住となります。
ここに来ると少しハードルが上がります。
まず、首都圏での生活は一転すると考えてください。コンビニ、ファミレスは近くにありません。
集落単位での地域行事、作業があり、周囲がほとんど知り合いになります。
さらに仕事は農業、観光業、もしくは建設土木関係がほとんどとなります。
ちなみに我が家も主人はスーツを捨てました。
小、中学校はスクールバスで通う、もしくは5キロくらいの道のりを歩くようになります。高校は町、村ではあるところは少ないので遠くの大きな市などまで通学します。
他にもまだまだ違うところはありますが、完全田舎移住だと本当の田舎に来たな!という実感があります。
もちろん津南町も完全田舎移住に当てはまると思います。
ただ、津南町においては国道が通っているからか、意外に大手コンビニが3軒、スーパーも2軒町内にあります。
また、病院、保育園もあり、生活する上で必要なものは基本的に揃っているのが津南町の特徴です。
高知県などでは二段階移住という方法を勧めていて、この地方都市にまずは移住し、その後もっと田舎暮らしをしたいのか、はたまたそのまま地方都市に住むのかを選べるようになっているようです。
皆様が憧れているのはたぶん完全田舎移住の方だと思います。
しかし、場所によってはスーパーまで車で30分以上かかる、病院がない、想像以上に不便だと感じることがあるかもしれません。
さらに田舎に行けば行くほど隣近所との関わりは多く、よそから来たなんてなったら注目の的に絶対になります。
そんなカルチャーショックで移住を失敗しないためにもぜひ準備として候補地の下見をお勧めします。
我が家は私が心配性だったので、お試し移住ハウスという空き家を借りて長期滞在したり、移住者が営んでいる宿に泊まって話を聞いたりと、観光も含めてですがかなりの回数津南町を訪問しました。
そのおかげで、移住は成功したと思っています。
ある程度町を知った上で移住をすると地域の方と話す中で、会話も弾み心の距離感が縮まるのも早いと思います。
まぁ、それもこれもただ津南町が好きだっただけなんですが…笑
田舎のカテゴリーは町や村、公共交通機関によって分かれてきますが、それはおいおいお話すとして、今回1番伝えたかったのは、
自分が好きな土地を探す!という事です。
住んでみて都にする方法もありますが、ご夫婦もしくはご家族の場合は一人で移住する訳ではないので、ぜひ皆さんで候補地に足を運び、楽しんで、また来たいな〜と思う場所に複数回改めて訪問する事で、町の雰囲気も掴めたりできて移住を失敗する事は少ないと思います。
また、何か気になる事があればトップページの下から問い合わせのメッセージをお送りください。
私で答えられる事であれば回答差し上げます。
それではまた。